盆栽の水やりの基礎知識

盆栽の管理で最も重要な手入れが水やりです。水やりが少なすぎても多すぎても盆栽はうまく成長しません。夏と冬の水やりの時間と頻度など最適な水やりの方法をマスターしましょう。また盆栽の水やりに適した道具もご紹介します。

盆栽の水やりの量

盆栽の水やりの基本は、「鉢の底から水が浸み出す程度に十分にかけること」です。枝葉や幹が濡れただけでは不足しているので注意しましょう。受け皿を使用している場合、盆栽に水やりをした後は必ず受け皿に溜まった水を捨ててください。そのままにしておくと根腐れの原因となります。

盆栽の水やりの頻度

夏:朝と夕方の2回
春秋:1回
冬:2〜3日に1回

春夏秋で直射日光が当たる晴れの日は1回追加してください。

盆栽への水のかけ方

盆栽は非常にデリケートなので水のかけ方には特に注意してください。かける場所は花や実を避けるようにして、必ず根元にかけるようにしましょう。また、水圧にも十分気をつけてください。水圧が高いと盆栽が傷んでしまったり、根元の土や砂がえぐれて流れてしまったりするので必ずシャワー状の口がついたじょうろを利用してください。

盆栽の水やりに使う水

盆栽の水やりに使う水は水道水で問題ありませんが、一晩置いた水を使うとカルキ(塩素)が抜けることと、水温が気温と同じになるのでより盆栽にとって優しい水になります。一晩置いた水を使う場合とそうでない場合では大きな差は出ないと言われていますが、面倒に感じなければ少しでも手間暇かけると愛着もわくと思います。

カルキ(塩素)を抜くためには、24時間程度日中は日光に当たるような場所に置いておくと、夜間に汲み置きした水以上にカルキ(塩素)が抜けます。

また、夏と冬は注意が必要です。水を汲み置きしておくと気温と同じになりますが、夏は熱湯のように、冬はかなり水温が下がってしまうので盆栽にダメージを与える可能性があります。汲み置きするのは春と秋だけにしておきましょう。

旅行に行く場合の水やりはどうすればよいか

旅行に行って盆栽に水やりができない場合は水分が蒸発してしまわないように以下のようにして下さい。

①濡れたタオルで盆栽の鉢を丸ごと包む
②濡れたタオルを巻いた部分をビニール袋で包む
③日陰へ移動する

苔玉の水やりはドブ漬けで

苔玉盆栽の水やり
photo by yoppy

苔玉は中心まで水分を十分に染み込ませる必要があるので苔玉を持って水の中に漬けこんで水やりをします。これを「ドブ漬け」と言います。ドブ漬けするタイミングは苔玉を持って軽くなったら行ってください。苔玉の水やりも1日1回が基本です。

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盆栽の作り方【初心者向け】

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